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2022年6月5日
先日代々木上原にある古賀政男音楽博物館けやきホールで司会を務めて来ました。
第一部はカラオケ愛好家皆さんの歌唱発表会、後半がそれぞれの地域から全国に歌を届けている方、いわゆるゲスト歌手の歌謡ショーと云うプログラムでした。
前半の一般の部についてはお名前と曲目の紹介に限りましたが、後半の部はゲストですからこちらとしてもきちんと紹介をしたい、歌唱の合間にはインタビューの時間もあるので、
なるべく詳細にこの方のプロフィールを頭に入れておきたい、大げさに言うならそれが司会者の使命だと思って毎回臨む訳です。
これまでにご縁のある歌手の方なら資料も揃っていますが、中には初めてお会いする歌手の方も多くいらっしゃいます。
こんなことがありました。
リハーサルの後、歌手のAさんと打ち合わせをさせて頂いたのですが、特にご自分のプロフィールをお持ちになってはおらず、ですから自ずからお尋ねをして聞き取る形になります。
ご出身は?、レーベルは?、デビュー日は?、曲のタイトルは?、作詞作曲者は?、
歌の内容は?、歌への想いは?、趣味は?、新曲や今後の予定は?、etc. 特にインタビューで伺う内容を中心に色々と伺いました。
さていよいよAさんが歌うコーナーとなりました。
先ずは一曲歌いました。そこで本人の軽いご挨拶となったのですが、、、
何と先程伺ったインタビューで聞こうとする内容を次から次に語り始めたのです。
私もプロですからさりげなくセンターのご本人に近づき、「そうですか、そうすると・・・」
などと相槌を打ちながら繋ぎました。
冷や汗かきましたね!て?
いえいえ実はこれって司会をしているとよくあることなんですよ(笑)。
(日本司会芸能協会・副会長)
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