明日は石原まさしコンサート司会

　本コラム隔週土曜日の千葉山貴公さんが24日の本欄で「7/４横浜戸塚で「歌の力」に16回目の出演、歌が専門ながら毎回司会をしているのでこれからも牧野尚之（私の）コラムを読んで司会の心得を研いて行こうと思います」と書いて下さっていました。嬉しいです、

　千葉山さんのデビュー当時に何度か司会をさせて頂いたことがあり、コラムを目にするたびにご活躍を祈っている次第です。

　さて「心得」と云う言葉に対して一つ綴らせて頂きます。歌謡ショーの司会依頼を受けたとき、私はですが「そのときの主役」である歌い手さんのファンになることを先ず考えます。

　もし歌手が数人出る場合でも、初めてお会いした歌手であってもなるべくその方を理解し司会をさせて頂く様に心掛けています。

　確かに「次の方は〇✕レコード・〇〇さんです、歌は△△です」これでも済みますが、その程度では司会のプロとしては・・・。ファンになると興味が沸きます、すると作品を聴きたくなります、歌詞を読みたくなります、場合によってはイントロの秒数を計ってナレーションを紡ぎたくなります。

　千葉山さんが「歌の力」出演の明日ですが、私は中野で「石原まさし新曲「男の山河」～1stアルバム昭和歌謡を唄う」発売記念コンサートの司会を務めます。

　勿論既に私は石原まさしファンになっています、主役石原まさしを輝かせるための司会原稿は、ハイ整いました。

（隔週月曜日掲載、日本司会芸能協会副会長）